- 短期水泳教室の体験談(再挑戦)
- プールが怖い子が「プールやりたい!」に変わったワケ
- 短期水泳教室に参加するために大切なこと

夏休みの短期スイミング、年長さんが再挑戦
夏休み前になると気になる「短期水泳教室」。
「短期教室だけで泳げるようにならないかな?」
そんな期待を抱いて参加を悩むのは“あるある”ですよね😊
昨年、わが家の子どもたちも短期教室に参加しました。
結果として「すぐ泳げるようになった!」とはいきませんでしたが、
長男にとってはスイミングを始めるきっかけとなり、参加したこと自体はとても満足できるものでした。
去年の様子をつづった記事はこちら⇩

———そして今年。再び挑戦したのは、年長の次男です✨
昨年は「怖い!」という気持ちが大きく、最終日近くにやっと少し楽しめるようになったものの、
その後スイミングを続けたい気持ちはなく終了。
ところが今回は、申し込み前からやる気満々!
そんな次男の「短期水泳教室・再挑戦の体験談」をお届けします。
深いプールが怖いお子さん、
小柄で不安を感じるお子さんをお持ちの方、
そして「短期教室ってどのくらい成長できるの?」と疑問に思っている方に、
少しでも参考になれば嬉しいです✨
短期スイミング教室、いくら?どんなスケジュール?~我が家の場合~
我が家が選んだ短期教室
今回参加したのは 夏休み期間中に4回レッスンを受けられるコース。
通常のクラスに混じって参加する「通常クラス体験型」を選びました。
- 夏休み期間中に4回レッスン
- 通常のクラスに混じって参加する通常クラス体験型(期間内で好きな日程を選べる)
- 費用は7,700円
- 体調不良時は振り替え可

同じスクールには
「通常クラスとは別枠で3日連続で行う短期集中コース」もあったけど、
ナエくんは連続参加だと疲れちゃうかな?と思って、
通常クラス参加型を選んだよ😊


通常クラスに参加する形なので、期間内で自由にレッスン日を選択することができました。
レッスンの日付を選ぶ選択肢が多いのはメリット✨
お出かけの予定が多い夏休みにはありがたいです😊
ただし、1レッスンごとに短期レッスン生の受け入れ人数には制限がありました。
夏休みの短期水泳教室は人気で、申込みが始まるとすぐに埋まる日も!



ハナさんは6月上旬、申し込み開始した週に手続きにいったけど、
「すでに満員でその日は受付不可」っていう日がちょこちょこあって驚いてたのだ~🌿
参加を考えている方は 早めの申込みがおすすめ です✨
準備するものは?
準備するものは⇩
- 水着
- スイムキャップ
- ゴーグル
- 巻きタオル
- アームヘルパー
- スイミングバッグ
指定品ではなくて、自分で持っているものがあれば、それを使ってOKです



アームヘルパーはスイミングスクールでも買えるのだ😊
年長さんの短期スイミング体験談
参加前の気持ち◇今年のナエくんがやる気満々だったワケ
去年の夏、ナエくんは短期スイミングに初挑戦。
足がつかないプールに入ったときの恐怖から震えてしまい、
「僕にはまだ早すぎる…!」と言っていたのが印象的でした。



ナエくんは成長曲線を外れている小柄くん(-2.5SD)。
去年の参加時は身長96cm、今年は102cm。
年齢のわりに小柄なのは変わらないけど、
去年より6cm伸びての再挑戦なのだ!!
そんなナエくんが今年はやる気満々!
その理由は—— 幼稚園のお友達にスイミングを習っている子が増えてきたから。
年少・年中の頃からスイミングをしているお友達はいましたが、
去年自分が短期教室を体験したことで話題に関心を持つようになり…



○○くんは今〇級なんだよ~!
○○ちゃんは〇色の帽子なんだって!
と楽しそうに教えてくれることが増えました💡
そんな中で、
「次の夏休みは…僕ももう一回スイミングやってみようかな」
という気持ちが芽生え、申し込みの頃にはすでに「続けて習いたい!」と意欲十分💪
ただ、私の中では
「去年は震えながらの参加で、本人も“もっと大きくなってから”と言っていたよね」
という印象が強く残っていました。
だからこそ今回は、「本当に習いたい気持ちがあるのかどうか」を確認する意味も込めて
短期教室に参加することにしました。



去年の経験から、「短期スイミングだけで泳げるようになる!」なんて期待はしていません😊
私にとって短期スイミングは、子どもの心の様子を観察する期間だと思っているよ✨
去年の様子はこちらから⇩


実際のレッスンでの様子
今年のナエくんは、去年とはまるで別人。
震えることもなく、不安そうな顔もせず、元気いっぱいにスクールへ。
飛び込みにも積極的で、自由時間もおもちゃに手を伸ばさず、ひたすら顔つけ練習に取り組んでいました。



やる気に満ち溢れているのだ…!!!!
見守る私の気持ちも去年とは大違い。
昨年は「大丈夫かな…」とハラハラしっぱなしでしたが、
今年は安心して楽しそうな様子を観察することができました。
参加したのは一番最初の級のクラス。
「バタ足・鼻からのブクブク呼吸・飛び込み・顔つけ・潜る・水をかぶるといった基礎」を、
遊び要素を交えながら進めていく水慣れのレッスンです🎵
レッスンのたびに、私は本人に気持ちを確認✅



どうする?今も習いたい気持ちある?



うん!たのしいからやりたい!
でも…合格して次の級になるとアームヘルパーを外すときがあるの。
それが怖くて心配なんだ。
——そうだよね。浮き具を外したら沈んじゃうような気がして怖いよね。
そんな気持ちを抱えながらも「続けたい」という思いが8割くらいで、レッスンは終了しました。
そして迎えた最終日。
短期教室でも通常クラスと同じように級判定のテストがあります。
去年は合格をもらえなかったナエくんですが、今年は見事 25級から24級へ進級!
初めての合格に、ナエくんはとても嬉しそうでした✨
続けたい!でも…アームヘルパーなしは怖い…!そんなナエくんの選択は?
最終日の進級テストのあと、担当コーチから直接合格結果が伝えられ、
「今後どうしますか?」と質問されました。
その時、思い切ってコーチに相談。



続けたい気持ちはあるけど、アームヘルパーを外すのが怖くて悩んでいるんです…
するとコーチは優しく、



ナエくんが怖いと感じている間は無理に外さないから大丈夫。
もし怖いときは“取らないで”って教えてね。コーチも無理にはしないよ。
と伝えてくれました。
その言葉を聞いたナエくんはホッと安心。
「じゃあ続ける!」と自分の意思でスイミングを習うことを決めました✨
どのくらい成長した?どんな効果があった?短期教室Q&A
今回の参加で私が学んだこと
短期だからこそ!スイミングはコーチにしっかりと子どもの様子を伝えることが大切


慣れないプールに入るだけでドキドキしている子どもが、
自分の口から「怖い!」「補助してほしい!」と伝えるのは難しいもの。
幼稚園では先生としっかり話せている子でも、環境が変わると声が出なくなってしまう…なんてよくあることですよね。
だからこそ短期教室では、
親が遠慮せずにコーチへ「水を怖がっているので補助をお願いします」と伝えることが大切だと感じました。
それは決してわがままではなく、むしろコーチも子どもの気持ちを理解できたほうがスムーズに指導できるようです。



私、「こんなこと言っていいかな…」って躊躇しちゃうことが多いんだけど、
こういうことはしっかり伝えたほうがいいことなんだなって学んだよ🤔
実際に今回の初回レッスンでは、
「去年は飛び込みが怖かった」
「小柄で足がつかないのを不安がっていた」
とあらかじめ伝えていたことで、コーチがしっかり様子を見ながら進めてくれました。
おかげでナエくんも安心して取り組め、「怖かった!」という気持ちを引きずらずに済んだように思います。
短期だからこそ、親が積極的に子どもの気持ちを伝えることが大切なんだと学びました。
水を怖がるのは当たり前!本人のやる気が一番!


同じ年のお友達が楽しそうに泳いでいる姿を見ると、
「うちの子、ビビりすぎ?」「もっと頑張らせたほうがいいのかな?」
なんて思ってしまうこと、ありますよね。
でも、水を怖がるのは自然なこと。
水は一歩間違えば命の危険につながるものだから、本能的に「怖い!」と思うのはむしろ当たり前だと思うのです。
怖がっているときに無理に挑戦させても、辛いのは子ども自身。
スイミングは大切な力ですが、小さいうちに焦って身につけなければいけない技術ではありません。
実際に長男の成長を見ても、身長が伸びて水面から顔を出せるようになってからでも全く遅くはありませんでした。
大事なのは「本人がやりたい!続けたい!」と思えるかどうか。
親が「今やらせたい」と思うタイミングではなく、
子どもが「やりたい」と思ったときがベストの時期なのだと思います。
だからこそ、短期スイミングは「お試し」にちょうどいい場。
参加してみて、子ども自身が「習いたい!」という気持ちになるまでは、見守っていても大丈夫だと感じました✨
今回の記事のまとめ&ハナのひとりごと
今回の記事のまとめ



今回の記事はこんな記事だったのだ~🎵
- ✔短期水泳教室の体験談(再挑戦)
-
通常クラス体験型の短期スイミングに参加。
去年は本人にやる気がなく、あと何回で終わるのだろう?と数えてながら頑張っていましたが、今年は「やりたい!」という前向きな気持ちで通うことができました。
その結果、積極的にレッスンに参加でき、スイミング継続へのモチベーションと自信UPにつながりました! - ✔プールが怖い子が「プールやりたい!」に変わったワケ
-
幼稚園のお友達にスイミングを習っている子が増えてきたこと、
そして一度短期教室を経験していたことでレッスンのイメージがつきやすかったこと。この2つが、「自分からスイミングに興味を持つきっかけ」になったようです。
深いプールへの怖さは残っていても、今回は自分の意志で「やってみたい」と決めた分、
「怖いけど…飛び込んでみようかな?」と、自分で勇気を出して頑張る姿が見られました。 - ✔短期水泳教室に参加するために大切なこと
-
「短期教室で色々お願いしたら、めんどくさい親って思われるかな…?」
そんな心配はしなくて大丈夫です。普段から見ている生徒ではないからこそ、
「顔をつけられない」「鼻に水が入ると泣く」「怖がって泣くかもしれない」など、
あらかじめ伝えておくことでレッスンがスムーズに進み、
先生も適切にサポートしてくれます。短期だからと遠慮せず、子どもが不安に思っていることは代わりに伝えてあげると◎
ハナのひとりごと
2年連続で夏の短期水泳教室に参加したナエくんをみて、私が学んだこと📖
それは
「体験したからといって本人がやりたくないなら、無理に始めず、待ってみることも大切」ということでした。
去年の短期水泳教室の最終日、コーチと今後の話をしたとき、
「怖くてもだんだん慣れてきますよ!せっかくやってみたから続けたほうが効果はありますよ~!」
と声をかけていただき、心が少し揺れました。
「今は嫌がっているけど、無理にでもやらせたほうが、この子のためになるのかな…」
と考えたのです。
でも、怖がるナエくんを無理にプールへ通わせることは、どうしても気が進みませんでした。
私自身、子どものころはたくさんの習い事をしていました。
その中で感じたのは——
「楽しい」と思って通う習い事と、「嫌い・楽しくない」と思いながら通う習い事では、
成長の伸び方がまったく違う、ということ。
スイミングは特に、「勇気」と「やってみようとする気持ち」が大切な習い事です。
だからこそ、ナエくんが楽しみながら通えることが、私の中での理想でした。
2年連続で参加して気づいたのは、
1年経つだけで、子どもの気持ちはちゃんと成長しているということ✨
小さいうちは、「泳げるようにさせたい」という気持ちは親のほうが強くなりがちです。
でもその気持ちをグッとこらえて、
「子どものやる気スイッチ」が入るのを待つ時間も、悪くないのかもしれません。



焦らない…焦らない…なのだ!
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