- くもんの小学ドリル2年生〈かけ算〉はどんなドリル?内容と特徴を紹介
- 年長さんでも取り組めるの?ドリルの使い心地
- 年長が九九に挑戦してみた学習結果

先取り学習の年長さん、「くもんのドリル」でかけ算やってみました
書店の学習書籍コーナーには、たくさんのドリルやテキストが並んでいますよね。
「どれを選べばいいの?」
と迷うとき、まずおすすめしたいのが 「くもんのドリル」シリーズ です。
わが家の次男ナエくん(年長)は、興味のおもむくままに年齢の学習を飛び越え、
算数はすでに小学2年生の範囲に挑戦中。
そのときによく使っているのが、「くもんのドリル」シリーズです。
今回は「かけ算をやりたい!」という本人の希望があったので、
『くもんの小学ドリル 2年生 かけ算(九九)』 で学んでみました。
この記事では…
- くもんの小学ドリル〈かけ算〉の内容や特徴
- 年長さんでも取り組めるのか?
- 我が家の実際の学習結果
を紹介していきます😊
先取り学習が気になっている方や学習ドリルを探している方の参考になれば嬉しいです✨

この記事でドリルをやっているのは年長さんだけど、
2年生のドリルを探している人ものぞいてくれると嬉しいのだ💕
“くもんの小学ドリル2年生かけ算”はこんなドリル!
- ドリル名
くもんの小学ドリル 2年生かけ算(九九) - 発行所
株式会社くもん出版 - 価格
680円+税10% - レベル感
小学2年の基礎力をつけたい方向け - 中身の構成
全104ページ(うち問題ページは92ページまで)・46回分・カラー
とにかく「かけ算」!ひたすら「かけ算」!な一冊


このドリルは、かけ算の問題をたっぷり解いて定着を目指す内容になっています。
最初の4回分だけは「たし算」の学習からスタート。
同じ数のたし算を解くことで、かけ算の考え方を自然に身につけられるようになっています。



2+2+2=6
2こセットが3つあると…6!
4+4+4+4=16
4個セットが4つで…16!
そのあとは、九九を次のような流れで練習していきます。
- 2の段から順番にスタート
- 「覚える → 順番通りに解く → 順番を変えて解く」と段階をふんで練習
- 最終的にランダム(ミックス)問題で定着
さらに巻末には、3年生で習う「2ケタ×1ケタのかけ算(ひっ算)」も収録。
九九をマスターしたあと、次のステップに挑戦できる構成になっています。
注意点◇九九を極めるドリルだから、「かける数とかけられる数」は別で学習が必要
かけ算は、順番を入れ替えても答えは同じですよね。
(7×6も、6×7も=42)
ただし、学校のテストや文章題では「かける数とかけられる数」を正しく式に書けるかどうかがチェックされます。
たとえば、
- 1つの箱に5個入っている → 「5×〇」
- 〇個の箱に5個ずつ入っている → 「〇×5」
この順番を理解するのは、九九の暗記とは別のステップ。
くもんの「小学ドリル かけ算」は 九九専門 の内容なので、
文章題の「どちらをかける数にするか」を判断する練習は含まれていません。
九九を覚えた後は、文章題に取り組んで理解を深める学習が必要になります。



長男が2年生のときは「どっちが先でも別にいいじゃん!」って書いた結果、テストでバツをもらうことが多かったの。
九九を覚えたあとは、「かける数とかけられる数」を判断する勉強も大切だよ💡
くもんの小学ドリルシリーズの特徴


50年以上の実績!公文式教材の考え方が活かされたドリル
このドリルは、公文式の教材で長年培われた「子どもの理解に寄り添う学び方」がもとになっています。
内容は、子どもが無理なくステップアップできるように構成されていて、
少しずつレベルアップしながら、同じタイプの問題を繰り返し解く仕組みになっています。
繰り返し学習によって、計算力や理解がしっかりと定着するよう工夫されているのが特長です。



突然難しくなったりしないから安心なのだ✨
1枚ずつ切り取って使える
このドリルは1枚ずつ切り離して学習できるようになっていて、
ドリルの表紙裏の“ドリルの上手な使い方”のところでも「切り取って学習する」ことが推奨されています。
切り離すことで、
- 学習量をはっきりさせることでやる気アップ
- やる気に応じて枚数が調整できる
というメリットがあります✨
シンプルですっきり!でも可愛い
イラストでごちゃごちゃすることがなく、とにかくシンプル。
でも、配色の工夫やちょっとしたイラストのおかげでしっかりと可愛さがあります。



キャラクターがたくさんのドリルは子どもが喜ぶけど…あまりに多いと気が散っちゃうよね🤔
かといって、シンプルすぎるとやる気すら起きない…笑
このドリルは「取り組みやすさ」と「ちょうどいい可愛さ」が共存していて、とても好印象です✨
年長さんが“かけ算ドリル”!やってみてどうだった?
ドリルの使い心地は?
くもんの小学ドリルは「お気に入りのシリーズ」で、今まで何冊もお世話になっています。
最初のページから順番に進めていくだけで、最後にはしっかり身につく構成になっていて、
今までの学習経験からも信頼感ばっちりです💪
今回の〈かけ算〉ドリルについて
「ドリル」というと、「すでに学習している内容を定着させるために繰り返し解くもの」というイメージ。
実際に今までのドリルも「学習内容に対する解説」は省き、反復練習中心が多かったです。
でも今回の〈かけ算〉は、段ごとに「覚える → 順番通りに解く → 順番を変えて解く」と進んでいく流れ。
「覚える」という段階がしっかりあることで、九九を無理なく定着させられるよう工夫されています。



「かけ算とは何か?」「かける数とかけられる数の意味」など、仕組みを深く説明する内容は書かれていないから…
先取り学習の子は、最初に親が補足してあげるとスムーズに理解が進みそうだね💡



学校で習って理解してる2年生は、
とにかく特訓特訓!って進められるのだ💪
2週間程度でやりきれました!
九九は反射的に解いていくので、「たし算のひっ算」や「ひき算のひっ算」より解きやすかったようで、1日に何枚も学習してしまうことが多く、あっという間にやり切ってしまいました。
このドリルで初めて九九に触れたわけではなく、自力でなんとなく覚えているところがあったので、1ページは30問前後でも、特に多く感じなかったようです。



九九のドリル学習をする前に、歌や視覚である程度触れてからのほうがスムーズなのかもしれないね💡
年長さんでも九九をマスターできる??


結論 年長さん、しっかり「九九」マスターできました✨
ドリルを始める前の状態はこんなかんじでした!
もともと自力で“自宅にあった『かけ算勉強アイテム』”を使って、九九を覚えようとしていたナエくん。
- 1~5の段はなんとなく覚えている
- 6~9はちょっと怪しい
- 「しちろく=49」「はちしち=42」など、よくある間違いが多い
- 順番に唱えないと出てこない
という “半分くらい理解している” 状態でした。



ナエくん。何を使って1人で九九を勉強してたの?



『ポケモンパソコン』とか
ソウくんがもってた『チャレンジ2年生のかけ算ソングのおもちゃ』でおぼえたよ~😊



兄のソウくんは、通信教材のチャレンジを1年生までやってたのだ🌼
チャレンジ2年生の知育教材『九九ソンググッズ』はメルカリでゲットしたのだ🌿
くもんドリルを使って、段階的に学習すると…
くもんのドリルを使って、
- 2の段からスタート
- 順序通りに解く
- 順序を変えて解く
- ミックスで解く
という流れを繰り返していくと、うろ覚えだった九九が自然にしっかり定着していきました。
今では突然「しちろく?」と聞いても、間髪入れず「42!」と答えられるように✨
さらに、ちょっと迷ったときも、
「しちご=35だから…そこに7を足して42!」
と、自分で考えながら答えを導き出す姿も見られます。
ただリズムで暗記するだけではなく、かけ算の仕組みそのものを理解できている様子に成長を感じました。



巻末の“かけ算のひっ算”もすぐにできるようになったよ✨
たし算やひき算のひっ算は学習済みだったから、かけ算のひっ算も理解が早かったみたい🤔
段階的な学習を進めていれば年長さんでもかけ算は理解できる!
ナエくんは突然かけ算の学習を始めたワケではありません。
3歳ごろから遊び感覚でドリルに取り組み、少しずつレベルを上げながら学習を続けてきました。
年長さんが「九九に挑戦」というと無理をさせすぎな先取り学習に見えますが、
- 学習の順序に沿って進めていること
- 毎日少しずつ、習慣的に取り組んでいること
- 無理や特訓ではなく、本人のやる気を大切にしていること
この3つがあるので、本人にとっても負担は少なめ。
「先取り=かわいそう」というイメージを持たれることもあるかもしれませんが、
我が家の場合は長時間勉強させているわけではなく、自然に積み重ねてきただけなんです。
その結果として、年長さんでも九九をしっかり理解できることがわかりました✨



好奇心旺盛な年長さんは「やりたい!」っていう気持ちを大切に!なのだ😊
興味があるなら、早すぎることないのだ💪
くもんの小学ドリル2年生・かけ算はこんな人におすすめ!
- かけ算の基礎固めをしたい
順序立てて学べるので、最初からしっかり理解して進めたい子にぴったり。 - とにかく九九を覚えたい
繰り返しの問題で自然に定着。反射的に答えられる力がつく。 - キャラクターがたくさんより、シンプルが好き
落ち着いたデザインで問題に集中できる。 - 九九を覚えるところから応用まで一通りやりたい
暗記だけでなく「かけ算のひっ算」まで挑戦できる内容。 - たし算・引き算がしっかり身についている先取りしたい子
1年生の範囲のたし算・引き算が理解できていれば、かけ算にステップアップOK!
かけ算を覚えるためには、やはり“数をこなす”ことが欠かせません。
そんな地道な学習を効率よくサポートしてくれるのが、くもんの小学ドリル2年生・かけ算です。
先取り学習したい年長さん・1年生にも、まさに今学んでいる2年生にもおすすめ。
九九をしっかりマスターしたいご家庭にぴったりの1冊だと思いますので、ぜひ活用してみてください💕
今回の記事のまとめ&ハナのひとりごと
今回の記事のまとめ



こんな記事だったのだ!
まとめてみたのだ~🌼
- ✔くもんの小学ドリル2年生〈かけ算〉はどんなドリル?内容と特徴を紹介
-
『くもんの小学ドリル2年生〈かけ算〉』は、全体の7割が九九の練習、残り3割が復習や発展問題という構成で、九九の定着を徹底的にサポートしてくれるドリルです。
反復練習を通して基礎固めができ、シンプルで可愛らしいデザインや1枚ずつ切り離せる仕様は学習のモチベーション維持にも役立ちます。この1冊で、九九をしっかりマスターしたい人におすすめです。
- ✔年長さんでも取り組めるの?ドリルの使い心地
-
解説はほとんどありませんが、九九を「覚える → 順に解く → ばらばらに解く」という流れで進むため、自然と力が身につきました。
始める前に少し九九に触れていたのもよかったのか、年長の子でも難しさを感じることなく、1枚30問近くあってもスムーズに進めていけました。
- ✔年長が九九に挑戦してみた学習結果
-
たし算・引き算と段階的に学習を進めてきたので、理解に詰まることはなく、反復練習を繰り返すことで反射的に答えられるくらいに成長しました。
本人にやる気があり、習慣的に学べる環境があれば、年長さんでも九九をしっかり身につけることができます。
ハナのひとりごと
ナエくんが「かけ算をマスターしてる!」と感じたエピソードをご紹介します。
ルービックキューブに「セクシームーブ(決まった方向に4回動かす)」というまわし方があります。
これを6回くり返すと、1周してもとの状態に戻るんです。
ある日ナエくんはタイマーで測っていて、3秒で回せるときと4秒で回せるときがありました。
すると彼は言ったんです。



4秒のときは1秒に6回うごかしてて
3秒のときは1秒に8回うごかしてるんだ!
よく話を聞いて整理してみると…
- セクシームーブは4回動かす
- それを6回くり返すと1周= 4 × 6 = 24 回動かす
- 4秒で1周なら、1秒あたり 24 ÷ 4 = 6 回
- 3秒で1周なら、1秒あたり 24 ÷ 3 = 8 回
なるほど!ナエくんの言っていることは、ちゃんと合っていたんです。
ここで私が思ったのは…



あれ?この子…かけ算だけじゃなく、なんとなくわり算っぽいこともしてない…?
しっかりかけ算を身につけているどころか、自然に応用できている。
これはもう「マスターできた」と言っていいでしょう。
どんどん成長していく息子に、母の頭脳がついていけるかはわかりませんが笑、
成長を止めないように見守っていきたいです。



ナエくんはいったいどこまで行っちゃうのだ…
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