Oxford Reading Tree(ORT)とは?レベルや使って感じた魅力と注意点を紹介

英語を学ぶ

この記事を読むとわかることは…

  • オックスフォードリーディングツリー(ORT)ってどんな教材?
  • オックスフォードリーディングツリーのレベルは?
  • 実際に使ってみて感じたORTの魅力と注意点
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おうち英語おすすめ教材◇オックスフォードリーディングツリー

「英語の入門者のうちの子でも、楽しめる英語の本ってあるのかな?」
そんなふうに思っている方に、
ぜひおすすめしたいのが
オックスフォード・リーディング・ツリー
(以下、ORT)です。

ORTは、イギリスの多くの小学校で「国語の教科書」として使われている教材。

英語初心者にもわかりやすく、
ストーリーは親しみやすくておもしろい!
そして、段階的に難易度が上がっていくので、無理なくレベルアップできる魅力な英語教材です。

わが家でもこのORTを取り入れて、
毎日少しずつ英語に触れる時間を楽しんでいます。

気がつけば、
「読める」「わかる」がどんどん増えてきて、
子どもたちの英語の成長を日々実感中です!

ハナ
ハナ


とはいえこのORT、正直ちょっとお高めなんだよね…。

気軽に買える値段じゃない…

だからこそ、
「気になるけど、買うべきか迷ってる…」という方も多いのではないでしょうか。

そんな方に向けて、実体験をもとに、くわしくご紹介していきます。
購入を迷っている方の参考になればうれしいです♪

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オックスフォードリーディングツリーって何?どんな教材?

ORT(オックスフォード・リーディング・ツリー)って?


ORT(オックスフォード・リーディング・ツリー)は、
イギリスの小学校で実際に使われている
“英語の教科書”。

「英語の本を読むって、楽しい!」
そんな気持ちを自然に育てられるように作られていて、
イギリスだけでなく、世界中の家庭や学校で広く使われています。

絵本のようにストーリーを楽しみながら、
語彙・表現・文のしくみが少しずつ身についていく仕組みになっているので、

「気づいたら読めるようになってた!」
「なんとなく意味がわかるようになってきた!」

そんな声もよく聞かれる教材です。
無理なく、でもしっかり英語が身につくのがうれしいポイントです。

世界中で愛用される理由

ORTが世界中の子どもたちに長く親しまれている理由は、なんといっても
「ストーリーの面白さ」と
「親しみやすいキャラクターたち」。

登場するのは、毎回おなじみの
キッパー、ビフ、チップの3人きょうだいとパパ・ママ、犬のフロッピー
さらに、学校の先生や近所の友だちなど、身近な人たちがたくさん出てきます。

日常のなかで起こるちょっとしたハプニングや笑える出来事がストーリーになっていて、
子どもたちは自然と物語に引きこまれます。

「今日はどんなことが起こるのかな?」
「続きが読みたい!」

そんなワクワク感で、どんどん読みたくなるのがORTのすごいところです。

また、
使われている言葉や文の長さ、難しさも、
子どもの読む力に合わせて丁寧に設計されているので、
「読めた!」
「意味がなんとなくわかった!」
という達成感を感じやすいのも大きな魅力です。

リーフくん
リーフくん


キッパー・ビフ・チップとパパ・ママ、犬のフロッピー、
それにご近所のお友だちたち。
日常のなかで起きる失敗やドタバタ、ほのぼのストーリーがすっごく面白いのだ!

ぼくはいたずら好きなパパが好きなのだ😊

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ORTのレベルはどのくらい?

Oxford Reading Tree(ORT)は、子どもの英語力に合わせて段階的に作られた教材で、
一般的に Stage 1 から Stage 9 までがよく使われています。

初心者向けのやさしい単語から、
読解力を育てるストーリーまで、
レベルごとにしっかりステップアップできるのが特徴です。

Stage 1〜9 のざっくり早見表

ステージ内容の特徴イギリスでの学習年齢日本での英語力の目安
Stage 1絵本中心。文字なし or 数語。単語を見るだけ。3〜5歳英語初心者・未就学児向け。
Stage 1+短い文(2〜3語程度)、繰り返しが多い。3〜5歳簡単な語順に慣れるレベル。
Stage 2主語+動詞のシンプルな文。4〜6歳英検Jr.シルバー程度。
Stage 3文が少し長くなり、会話文が増える。5〜6歳英検Jr.ゴールド〜英検5級。
Stage 41ページに2〜3文、ストーリー展開あり。5〜7歳英検5級程度。
Stage 5語彙が増加、会話調の文も多い。6〜7歳英検5級〜4級。
Stage 6段落が出てきて、読書として楽しめる。6〜7歳英検4級相当。
Stage 7感情や状況説明が出てきて複雑化。7〜8歳英検4級〜3級の入り口。
Stage 8会話と説明が交互に。話の構成も複雑に。7〜8歳英検3級に近い。
Stage 9内容が抽象的に。描写や展開も多彩。7〜9歳英検3級〜準2級の入り口程度。
ハナ
ハナ


今、我が家はStage 2を学習中なんだけど、英検Jr.の公式HPでお試し問題を解いてみたら、
シルバーはほぼ正解できて、ゴールドも7割くらい正解!

効果、でてます!!

💡有名なのはStage 9まで💡
多くの家庭や学校で使われているORTのメインシリーズはStage 9までです。

  • Stage 1〜3:英語を読み始めたばかりの子向け。短くてわかりやすい表現が中心。
  • Stage 4〜6:文章が長くなり、語彙や表現も発展。
  • Stage 7〜9:物語性や表現の深さが増し、読解力が育つ内容。

※ 年齢や英語力の目安には個人差があります。
 あくまで「ざっくりの目安」として参考にしてくださいね。

リーフくん
リーフくん


現地では、幼児から小学校中学年向けの学習内容らしいのだ。
でも、日本の感覚だと中学英語くらいになることもあるのだ!

だから、「小学生向けだからカンタンでしょ♪」なんて思って読むと、
思ったより読めなくてビックリするから要注意なのだ!笑
甘く見ちゃダメなのだ😅

Stage 9以降もあるけれど…実はちょっと手に入りにくい!

実は、ORTには Stage 10以降のシリーズも存在するらしいです!
ただ、これは日本ではあまり出回っておらず、入手が少し難しいのが現状です。

このあたりのレベルに含まれるのが、
「ORT Beyond(Treetops Time Chronicles: Beyond)」というシリーズ。

ORTを読み進めた子のステップアップ用として作られた発展的な冒険ストーリーで、
目安としては
Level 10+〜12(対象年齢:8〜9歳以上) 向け。
日本でいえば、
中学1〜2年生レベル(英検3級〜準2級)相当の英語力が必要になります。

日本では取り扱い書店が限られていますが、
「もっと読みたい!」
「もうStage 9まで読んじゃった!」
という子は、チャレンジしてみるのもおすすめですよ♪

ハナ
ハナ


ORTはStage 1から9までが特に有名で、英語を学び始めた子どもから中学初級程度まで対応できる優れた教材。

それ以降のレベルも存在するけど、現状は入手が難しいことが多いから、
まずはStage 1~9をじっくり進めるのがおすすめだよ✨

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我が家がORTを選んだ理由

ORT(オックスフォードリーディングツリー)を選んだ理由

私がORTを知ったのは、斉藤淳さんの著書
『ほんとうに頭がよくなる世界最高の子ども英語』で紹介されていたのがきっかけです。

我が家では、この本を参考に英語学習をフォニックスから始めました。

アルファベットの音や簡単な単語が少しずつ読めるようになってきた頃、
子どもたちが
「英語、ちょっと読めるかも」
と自信を持ち始めた様子を見せ始めました。

それを見て、
「この調子で、もう少し英文を読む機会を増やしてあげたいな」と思うように。
ちょうどそのタイミングで、書籍内で紹介されていたORTのことを思い出し、
改めて興味を持って、購入を決めました。

リーフくん
リーフくん


ORTは、たくさんの物語を触れる中で
「読む力」と「聞く力」を伸ばすことを目的に取り組んでいるのだ!

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使ってみて感じた魅力と注意点

魅力◇楽しく学べるストーリーとキャラクター

実際に使って感じた魅力
  • 短いストーリーがたくさん収録されている
  • クスっと笑える、ユーモアのある日常ストーリー
  • ネイティブの子どもが使う自然な英語表現
  • 難易度が段階的にレベルアップ
  • 音声つきだから親も子どもも安心して取り組める

このようなポイントは、
「毎日、少しずつでも英語に触れていきたい!」という我が家の目的とぴったりでした。

中でも私が感じた最大の魅力は、
大人でもクスッと笑えるストーリーと、自然にレベルアップできる構成です。

本当に楽しく読み進められて、
感覚としては「7割わかる・3割は新しい発見」というちょうどいいバランス。
「わからなすぎて無理!」と感じることはなく、
楽しんでいるうちに「言える・わかる・楽しい」がどんどん増えていくのが実感できます。

ハナ
ハナ


音声付きだから、英語初心者の私でも安心して取り組めるよ!

「私ってどこからわからないんだろう?」なんて、子どもと一緒に力試ししながら学べるのも嬉しいポイント。
親の私にとっても「学び直し」の時間になっています♪

我が家の詳しい体験談も別記事にまとめていますので、よければチェックしてみてください!⇩

注意点◇オックスフォードリーディングツリーは『イギリス英語』

オックスフォードリーディングツリーは、イギリスの教科書として使われているので、
英語もイギリス英語です。

英語初心者の私は、
「アメリカ英語とイギリス英語って、発音がちょっと違うくらいでしょ〜」と思っていたのですが…

実は、発音だけじゃなく、使われる単語や表現も違うことを初めて知りました!

例えば“trainer” は、同じ英単語でも国によって意味がまったく違います。

  • イギリス英語では「スニーカー」
     
  • アメリカ英語だと「指導者・コーチ」
リーフくん
リーフくん


日本語だと、服のトレーナーを想像しちゃうから、ごっちゃになるのだ。

音声は「アメリカ英語版」「イギリス英語版」両方が聞けたので問題ありませんが、
表現の違いには注意が必要ですね。

ハナ
ハナ


実は私、どっちがイギリス英語でどっちがアメリカ英語か…実はあんまり聞き分けられてないの。笑


我が家では、「へぇ〜イギリスではこう言うんだね〜」と、
文化の違いも英語の学びの一部として楽しんでいます

でももし、「アメリカ英語だけを学びたい!」という場合は、ちょっと向かないかもしれません。

ハナ
ハナ


なんだこれ?ってなったときは大体イギリス英語独特の文化だったりする。笑

でもね、その「なんだこれ?」がイギリスを知る良いきっかけになるの!

ソウくん
ソウくん


“swing ball” っていう、日本では見かけない遊びが出てきたり、
抜けた歯を枕の下に置くと、歯の妖精がコインと交換してくれる話があったり…、
海外の生活を知れるのが楽しいよ!

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ORT(オックスフォード・リーディング・ツリー)はこんな人におすすめ!

  • 音声付きの英語の本を探している
  • 「絶対にアメリカ英語で学びたい!」という強いこだわりはない
  • 楽しいストーリーを読みながら、自然に英語を学びたい
  • 子どもと一緒に、パパやママも学び直したい
  • 英語初心者の子どもが、楽しく英語にふれられる教材を探している

英語の本選びに迷っている方には、ORTは本当におすすめです。
楽しいストーリーで、親子一緒に英語の世界をのぞいてみませんか?

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今回の記事のまとめ&ハナのひとりごと

今回の記事のまとめ

リーフくん
リーフくん


今回の記事はこんな内容だったのだ~✨

オックスフォードリーディングツリー(ORT)ってどんな教材?

ORT(オックスフォード・リーディング・ツリー)は、イギリスの小学校で実際に使われている“英語の教科書”。

絵本のように楽しいストーリーを読みながら、語彙・表現・文のしくみが自然に身についていく仕組みです。

お話は、イギリスの家庭でのちょっとしたハプニングや、クスッと笑える出来事ばかり。
レベルも少しずつ上がっていくから、無理なく英語力がステップアップできるのが魅力です!

オックスフォードリーディングツリーのレベルは?

ORTのレベルは、おおよそ「英語入門者〜英検3級程度」。

イギリスでは、幼稚園児〜小学校中学年くらいの子どもたちが使う教材ですが、
日本の感覚では「幼児〜中学英語レベル」くらいまでカバーしています。

大人の英語初心者にもやさしく、ストーリーを楽しみながら英語にふれることができますよ。

実際に使ってみて感じたORTの魅力と注意点

ORTの最大の魅力は、大人でもクスッと笑えるストーリーと、自然にレベルアップできる構成です。
楽しいストーリーを読みながら、ネイティブの子どもが日常で使う自然な英語表現にふれることができます。

ただし、注意したいのは「イギリス英語」であること。
アメリカ英語と比べて、発音や語彙、表現に違いがあることがあります。
音声にはアメリカ英語版もありますが、テキストの内容はイギリス英語が基本です。
「絶対にアメリカ英語で学びたい!」という方は、少し注意が必要かもしれません。

でも逆に、英語を学びながらイギリスの文化や表現にもふれられると考えると、楽しい学びになりますよ♪

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ハナのひとりごと

オックスフォード・リーディング・ツリー(ORT)は、
初期投資が少し高めなので、悩んでしまいますよね。

私も最初はそうでした。
「英語の絵本をいろいろ集めて、少しずつ読めばいいかな」と思っていたんです。

でも実際に始めてみると、英語初心者の私には「どの本が子どもに合ったレベルなのか」を見極めるのが、
意外と難しかった…。

その点、ORTはとても簡単な英語からスタートして、少しずつステップアップしていく仕組み。
順番に読んでいくだけで、自然と英語力がついていくのを感じました。

たしかに値段は少し高めですが、
教科書としてしっかり設計されていて、
「ちゃんとレベルが上がっていってるな」と実感できます。

私と同じように
「自分は英語初心者だけど、子どもと一緒に学びたい!」という方にとっては、
“勉強の流れ”が最初から組み立てられている教材を選ぶのは、決して贅沢な投資ではないと思います。

「英語にたくさんふれさせたいけど、何から始めたらいいかわからない…」
そんなふうに感じているなら、ぜひ一度手に取ってみてください♪

リーフくん
リーフくん


おとながワクワクしながら学べるなら、子どももいっしょに楽しめるのだ〜♪

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