冬の部屋の寒さにお悩みではないでしょうか?
部屋が寒かったら暖房をつけたいけれど、電気代が気になって暖房をフル稼働させることに躊躇してしまいますよね。
我が家の住んでいる築30年の賃貸マンションの部屋は、造りが古いからなのかとても寒く、窓からの隙間風はピューピュー、お風呂もトイレも寒くて地獄、床は氷のように冷え冷え、部屋がこんなに寒くなるのかと、引っ越してきた当初はとても驚きました。
そこで、少しでも快適に過ごすため、そして電気代を抑えるために、色々な防寒対策グッズを毎年試しています。
この記事では、私が試してみて効果を感じている防寒対策グッズを5つに絞ってご紹介していきますので、お部屋の寒さにお困りの方の参考になれば幸いです。

- 電気を使わない
- 賃貸でもOK
- 費用が高すぎない
- すぐに始められる
以上が、今回の防寒対策グッズを選んだポイントなのだ!

断熱性能が高いおうちに引っ越すのが理想だけど、気軽にできることではありませんよね。だけど、今の住居を少しでも快適にすることならすぐに取り掛かれます。
現状で頑張ろうとしているみなさん、一緒に試行錯誤していきましょう!
賃貸でもできる!部屋の寒さ対策5選
ビニールカーテン(費用2,000円以内)
ビニールカーテンは窓からの冷気対策ができるアイテム。
普段使っているカーテンランナーに引っ掛けて使うか、突っ張り棒に引っ掛けて設置します。
隙間から冷気が侵入しているのか、窓自体が冷えているのか、窓はとても冷気を感じやすいポイントです。
ぺらぺらのビニールで何か変わるのか?と疑いながら設置してみましたが、このアイテム侮れません。
窓際に近づいたときに感じるひんやりとした空気が、しっかりと軽減されます。

- ワイズ 冷気を防ぐあったかカーテン
- 購入先 楽天市場
- 購入時の価格 1,100円
- メリット…窓からの冷気をかなり遮断してくれる。
- デメリット…窓を開けるときにちょっと邪魔。
- カーテンレールのランナーにS字フックで引っ掛けて使う製品だが、我が家では突っ張り棒を使って設置している。突っ張り棒を使用する場合は、プラスで突っ張り棒代が掛かる。
設置方法は、以下の通り。

説明書の取り付け方法通りではなく、突っ張り棒に付属のSカンを引っ掛けて設置する場合は、デメリットが一点。
付属のS字フックが突っ張り棒の太さとジャストフィットすぎて滑りが悪く、カーテンを開け閉めするときに動かしづらいのです。
つっぱり棒での設置時にスムーズな開け閉めを望むなら、付属のS字フックではなくて、リングの形のフックを用意したほうが快適かもしれません。
設置したときの見た目に心配がありましたが、レースのカーテンの奥に設置すればそれほど目立たなく、外見に問題はありません。
日中の部屋の明るさは、レースのカーテン単独のときよりも少しだけ暗くなったかな?と感じるぐらいで、大きな変化はありませんでした。
楽天市場などのネットはもちろん、ホームセンターでも購入可能。
今回ご紹介した商品以外にも、無地や花柄、透け感のないものなど様々なメーカーから販売されているので、お好みに合わせて探してみるのがおすすめです。

フックを引っ掛ける穴の部分が破れなければ、翌年の冬もまた使えるのだ。

突っ張り式カーテンレールで玄関にカーテンを設置(費用1万円以内)
玄関からの冷気は突っ張り式のカーテンレールでカーテンを設置することで対策します。

- フィットワン 突っ張り式カーテンレール
- 購入先 ホームセンター
- 購入時の価格 3,500円くらい
- メリット 玄関からの冷気を少し防いでくれている気がする。玄関ドアの開け閉め時の家の中丸見え問題の対策にもなる。(目隠し効果)
- デメリット 大きい荷物を持って帰ってきたとき、カーテンがちょっと邪魔。
少し悩んでしまう価格ですが、玄関のような使用頻度が高い場所には投資の価値あり。
なぜなら、突っ張り式カーテンレールはランナーがすごく滑らかに動いてくれるので、余計なストレスにならないからです。
突っ張る作業が結構大変なので2人で設置するのがおすすめ。
しっかりと突っ張れていれば落下してくることはありません。
我が家は照明の場所の都合上、天井ぴったりにカーテンを突っ張ってしまうと、廊下が暗くなってしまうため、天井から少し隙間を開けた状態での設置しています。天井ぴったりの位置で突っ張れればもっと防寒効果が期待できるのではないでしょうか。
防寒効果以外にも目隠しになるという大きなメリットもあります。
マンションは玄関のドアを開けたらすぐ共有廊下で、タイミングが合ってしまうと通りすがりのご近所さんにおうちの中がちらっと見えてしまいますよね。ちょっと恥ずかしい。
そんなときでもカーテンが設置してあれば、お部屋の中が丸見えを防ぐことが出来ます。

玄関カーテンは、防寒+目隠しで一石二鳥だね。

冷気遮断ボード(費用3,000円以内)
冷気遮断ボードも、ビニールカーテン同様に窓からの冷気をブロックするアイテムです。

- CAINZ 冷気遮断ボードLL
- 購入先 CAINZ店舗
- 購入時の価格 2,380円
- メリット 窓の端から端まで立て掛けて設置する。かなり冷気を遮断してくれていると感じる。
- デメリット 支えるものがないとたおれてくることがある。毎度の設置が少し面倒。
我が家では出窓の冷気対策で大活躍。出窓っておしゃれだけど、ヒンヤリ冷気で室温にかなりの影響を及ぼすクセ者です。
見た目は頼りなさそうなこの冷気遮断ボードですが、窓の端から端まで設置できれば、名前の通り冷気をしっかり遮断してくれます。
サイズが何種類かあるので、使用したい窓をしっかり覆えるサイズのものを選ぶことをおすすめします。
短めのものだと、冷気遮断ボードの上から冷気が入ってくるので、冷気のブロック率が下がります。


大き目ボードのデメリットは、倒れてきてしまうので転倒対策が必須なこと。
我が家では、まったくおしゃれではないのですが、とりあえずカーテンとボードを洗濯ばさみで挟んで、ボードの転倒対策をしています。


とりあえず家族以外見ないから、今は洗濯ばさみでOKなのだ。
おしゃれな大き目クリップで挟めば、もっと見た目がよくなるから、探し中なのだ。
もう一つのデメリットは、毎日の設置が少し面倒くさい。
昼間はカーテンを開けたい!!となると、朝は外し、夜は設置するの繰り返しになります。
我が家には出窓が2カ所あり、1カ所の出窓にはいくつか観葉植物があるため、さくっと設置はできません。
出窓に何も置いていなければすぐに設置可能ですが、物があると都度どかす必要があり…。これが毎日朝夕の作業として加わると結構な手間なのです。
面倒くさい…だけどその面倒くささを上回る冷気遮断効果があります。
毎日設置を頑張れる方にはぜひ使ってみてほしい商品です。

効果はかなり大!!だけどズボラな方にはおすすめしません。

浴室の窓は保温アルミシート+粘着マグネットで塞ぐ(費用2,000円以内)
浴室の窓からの冷気対策は命にかかわる超重要ポイント。そんな窓は保温アルミシートと粘着マグネット、2つを使って簡単に対策できます。

- ニトリ お風呂用保温アルミシート
- 購入先 ニトリ店舗
- 購入時の価格 600円くらい?(2020年)
- メリット 好みのサイズにハサミで切れる・片面がアイボリーで可愛い
- デメリット 特になし

- セリア 超強力マグネットプレート(2枚入り)
- 購入先 セリア店舗
- 購入時の価格 110円
- メリット 超強力マグネットだから、とてもしっかりくっつく
- デメリット 両面テープはそこまで協力じゃないのか、剥がれてしまうことがある
この2つを合体させて、冷気を遮断するシートを作ります。
作り方はとても簡単なのに、冷気防御率がとても上がるので、今回一押しのアイテムです。


風呂窓用 冷気遮断グッズの作り方

STEP1
保温アルミシートをカットする。(浴室の窓をしっかり覆えるくらい、窓枠より大きめのサイズ)
STEP2
カットしたアルミシートの両端にマグネットを貼る。

STEP3
窓を覆うように、作成したマグネット付きアルミシートを浴室の壁にくっつける。

あっという間に完成。とっても簡単!
マグネットでくっつけてるだけだから、取り外し可能でお掃除しやすいのだ!
今回の製作費は、アルミシート(約600円)+マグネットパネル2枚入り×4(440円)で、約1040円。
簡易内窓を作るよりも安価で簡単にできるので、ぜひ一度作成してみることをお勧めします。
床に絨毯を敷く(費用2,000~1万円程度)
床からの冷気は絨毯を敷いて防ぎます。
一見当たり前のことのように思えますが…
近年のミニマリストブームでは、敷物系まで排除してしまうことを推奨されているのを見かけることがあります。
「床はフローリングのままで何も敷いていません」というご家庭も増えているのではないでしょうか?

- サンキ(量販店)で購入
- 購入時の価格 3000円くらい
- メリット 床の冷たさをブロックできる
- デメリット 子供がいる場合、汚れる可能性大だが、サイズによっては気軽に洗えない
確かに敷物系は手入れの手間や購入費用を考えると排除してしまったほうが楽だろう…という考えになるのもわかります。
しかし、寒さ対策グッズとしてはとても優秀です。
我が家もミニマリストブームの影響を受け、敷物系を排除していた時期がありますが、床の冷たさに耐えきれず絨毯を敷いてみると、敷物一枚で体感温度がかなり変わることに驚きました。
一度絨毯を敷かない生活をしてみたことで、敷物の重要性を再確認です。
サンキのような量販店だと、敷物は安ければ2,000~3,000円前後のものからあるので、こだわりすぎなければ低予算でも購入可能。
予算アップが可能なら、厚さがあったり、肌触りがよかったり、防寒効果がさらにアップするものも選べるので、ご家庭のお財布事情に合わせて探してみてはいかがでしょうか。

まとめ
以上、賃貸でもできる冬のお部屋の寒さ対策5つをご紹介しました。
- ビニールカーテン
- 突っ張り式カーテンレール
- 冷気遮断ボード
- 保温アルミシート+粘着マグネットシート
- 絨毯
どれも少しの費用で冷気を防ぐことができ、暖房で温まった空気を逃げにくくしてくれます。
賃貸でも原状回復可能ですし、次の冬も繰り返し使えるアイテムばかりなのも嬉しいポイント。
暖房をつける時間が減り、電気代の節約に大活躍します。
寒い部屋で凍えていると、暖かい最新の住宅が羨ましくなってしまうところですが、実は今の住居のままでも工夫して暖かい部屋になってしまったら、ホッとできるお気に入りの住居になってしまうものですよ。
冬の寒さや高すぎる光熱費と戦うために、ぜひ防寒対策グッズを取り入れてみてください。
コメント