春ももうすぐ。新生活や新学期が始まり、慌ただしい時期ですね。
そんな毎日でも、ホッと一息つける美味しいお茶があれば、忙しさの中でも癒されながら頑張れるものです。
私の毎日の相棒は台湾烏龍茶。
数種類をストックしていて、日々の気分で選んで飲むのが楽しみです。
これがあるおかげで、疲れていても気持ちをリセットできています。
今回は、ルピシアで「鹿谷紅烏龍 蜜香 冬摘み」を発見し飲んでみたので、その感想をお届けします。

「鹿谷紅烏龍」は初めて見かけて気になり、試しに買ってみたよ!
ルピシアは昔からよく利用していたんだけど、台湾烏龍茶は初めて買ったの。
ルピシアは紅茶やフレーバ-ティーのイメージだったから、台湾烏龍茶も種類が豊富で驚いた!
飲んだことのないお茶との出会いは、疲れが吹き飛ぶよね♡
「鹿谷紅烏龍 蜜香 冬摘み」とは??
どうやって読むの??
ルピシアのパッケージには「しかたにほんうーろん みつこう ふゆづみ」と書かれていますが、
「しかたにこううーろん みっこう ふゆづみ」と読むこともあります。
また、台湾の発音では「ルーグーホンウーロン ミーシャン ドンツァミ」とも言われます。
どんなお茶?
台湾・南投県鹿谷郷で生産される紅烏龍の一種です。
「蜜香」と名の付くものは、ウンカ(小さな虫)による自然な発酵が関わることで、蜂蜜のような甘い香りが生まれるのが特徴です。

虫のおかげで美味しいお茶ができるなんて、びっくり現象なのだ!
基本データまとめ

品種と産地 | 台湾・南投県鹿谷郷 |
発酵度 | 半発酵~強発酵(紅茶に近い発酵度) |
焙煎 | 比較的軽め |
香り | 蜂蜜や熟した果実のような甘い香り |
味わい | 紅茶のようなコクと、烏龍茶らしいまろやかな余韻 |
紅烏龍って何?
紅烏龍(こううーろん/ホンウーロン)とは、台湾で生まれた烏龍茶の一種で、烏龍茶と紅茶の特徴をあわせ持つお茶です。
特徴
①発酵度が高い 一般的な烏龍茶の発酵度は10~70%程だが、紅烏龍は約80~90%と紅茶に近い発酵度。 そのため、紅茶のような甘みやコクがありつつ、烏龍茶特有の香りも楽しめる。 | ②香りと味わい フルーティーで甘みのある香りが特徴的で、蜂蜜や熟した果実のような香りが感じられることが多い。 渋みが少なく、まろやかで飲みやすい味わい。 |
③台湾南投県・鹿谷郷が主な産地 台湾南投県鹿谷郷が代表的な産地だが、最近は台湾以外でも少しずつ生産されるようになっている。 (ただし、品質や風味は台湾産が高く評価されていて、特に「鹿谷紅烏龍」は紅烏龍の代表として人気がある。) | ④紅茶と烏龍茶の中間的な存在 紅茶のような深みのある風味と、烏龍茶の持つ軽やかな余韻を兼ね備えており、「紅茶好き」「烏龍茶好き 」両方におすすめできる。 |
台湾の中では比較的新しく、ここ20年ほどで確立されたお茶で、紅茶の甘みと烏龍茶のまろやかさを楽しめる新しいタイプの烏龍茶として注目されています。
蜜香とは??
蜜香(みっこう/ミーシャン)とは、「蜂蜜のような甘い香り」を指す言葉で、特に台湾茶や中国茶の一部に使われる特徴的な香りの表現です。
蜜香の特徴
- 蜂蜜や熟した果実のような甘い香りがする
- ウンカ(小さな虫)の影響で生まれる独特の発酵香が多い
- 渋みが少なく、まろやかで甘みの強い味わい
蜜香が生まれる理由
「蜜香」はウンカ(小緑葉蝉)という小さな虫が、茶葉を噛むことで生まれます。
- ウンカが茶葉の樹液を吸う→茶葉が防御反応を起こす
- 茶葉の成分が変化→発酵時に「蜜のような香り」が生まれる

蜜香を持つ代表的なお茶
- 東方美人茶(台湾)
- 蜜香紅茶(台湾・中国)
- 蜜香烏龍茶(台湾)
- 鹿谷紅烏龍 蜜香冬摘み←今回の紅烏龍もこのタイプ
- Q鹿谷烏龍茶はすべて蜜香なの??
- A
台湾南投県の鹿谷郷は、凍頂烏龍茶の名産地として知られていますが、すべての鹿谷産烏龍茶が蜜香を持つわけではありません。
蜜香がある鹿谷烏龍茶 | 蜜香がない(または少ない)鹿谷烏龍茶 |
・ウンカの影響を受けた茶葉を使ったもの ・紅烏龍など、高発酵で甘みが強い製法のもの 例:鹿谷紅烏龍 蜜香冬摘み(今回ルピシアで購入したお茶) | ・通常の凍頂烏龍茶(発酵度が低めの烏龍茶) ・ウンカの影響を受けていない茶葉で作られたもの 例:鹿谷高山茶・一般的な凍頂烏龍茶 |

すべての鹿谷烏龍茶に蜜香があるわけではないので、茶葉の種類や製法による違いを確認するのが大切だよ!
冬摘みのお茶は魅力満点だった
冬摘みのお茶は、気温が低いためゆっくりと育ち、甘みと旨みが凝縮されやすいのが特徴です。
特に「鹿谷紅烏龍 蜜香 冬摘み」はしっかりしたボディに加え、優しい甘みが引き立つ、贅沢な味わいになっています。
台湾では四季ごとに茶葉を収穫する
台湾では四季ごとに茶葉を収穫する文化があります。
特に春茶と冬茶は香りや甘みが際立ち、高品質とされ人気があります。
季節 | 収穫時期 | 特徴 |
春摘み (春茶) | 3月~5月 | ・最も人気が高い ・春の新芽で作られているため、香りが豊かで、甘みとコクのバランスが良い ・高品質なものが多く、市場価値が高め(高級茶として扱われる) |
夏摘み (夏茶) | 6月~8月 | ・発酵が進みやすく、コクが強め ・やや渋みが出ることもあるが、力強い風味が楽しめる ・東方美人茶のように、ウンカ(小さな虫)による発酵が進んだものは蜜のような甘みが強くなる |
秋摘み (秋茶) | 9月~11月 | ・香りが落ち着いており、まろやかで飲みやすい ・春茶よりやや軽めの香りと味わい ・春茶に次いで品質が安定している |
冬摘み (冬茶) | 11月~1月 | ・渋みが少なく、甘みが際立つ ・気温が低いため、成長が遅くなり、茶葉に養分が蓄えられる ・上品で滑らかな口当たりになる ・春茶に次いで品質が高い |
紅烏龍は発酵度が高いため、季節ごとの味の違いがより明確になります。
冬摘みの紅烏龍は渋みが少なく、甘みが強いことが特徴なので、まろやかで飲みやすい紅烏龍を飲みたい人に向いています。
紅烏龍には「冬摘み」以外の種類もありますが、冬摘みは特に優しい味わいで人気があるのです。

この情報は、台湾烏龍茶を愛飲して2年目の私が、お茶の知識を深めるために調べたことをまとめたものです。
できるだけ正確に書いていますが、専門家ではないので間違いがあるかもしれません。
お気づきの点があれば、ぜひコメントで教えていただけると嬉しいです。
飲んでみてどうだった?ハナの感想
茶葉の香り・淹れたときの香り・味わいのすべてが、まるで紅茶のようだと思いました。
もし何も言われずに出されたら、紅茶だと思ってしまうかもしれません。

飲んでみた最初の感想は、東方美人茶に似ているということです。
ただ、鹿谷紅烏龍茶のほうがまろやかに感じ、甘さと深みのバランスが一層引き立っています。
対して、東方美人茶のほうが濃さを感じ、より力強い風味が広がる印象です。
台湾茶は小さな器で何度も飲むのが一般的ですが、私は伝統的な方法とは異なり、ティーポットで一気にたくさんお茶を淹れて楽しむほうが好きです。
忙しい毎日の中でお茶を何度も淹れ直すことなく、一度で楽しめるのがとっても楽なのです。
この淹れ方は茶葉を取り出すタイミングを逃すと渋みが出がちなのが欠点ですが、鹿谷紅烏龍茶は茶葉を取り出し忘れても不思議と渋みがでることなく、飲みやすかったです。
私のようにこだわりがなく、ゆるい飲み方をしても、最後までおいしく飲めるのが嬉しいポイントだと思いました。

本当は丁寧に飲んだほうがおいしいと思うんだけど、ハナさんはズボラなのだ。
でも適当に飲んでもおいしいなんてすばらしいのだ。
毎日のリラックスタイムのお供にもぴったりですが、まろやかで上品な味わいなので、大切なお客様にも自信を持って提供できるお茶です。
冬摘み茶の時期が来るのが楽しみになりました。
ぜひ販売される時期が来たら、ルピシアをのぞいてみてほしいです♪
ポイントのまとめ&ハナのひとりごと
ポイントのまとめ

この記事のポイントを簡単におさらいします♪
✔「鹿谷紅烏龍 蜜香 冬摘み」ってどんなお茶? | 台湾南投県鹿谷郷で生産されていて、紅茶と烏龍茶の特徴をあわせ持つここ20年程で確立されたお茶。 ウンカという小さな虫に茶葉を噛まれた影響で、蜂蜜や熟した果実のような甘い香り(蜜香)がする。 冬に摘まれたお茶なので、甘みと旨味が凝縮されていて、渋みが少ない。 |
✔台湾茶の収穫時期について | 台湾では四季ごとに茶葉を収穫する文化があり、季節ごとに味の特徴が変わる。 春茶と冬茶は香りや甘みが際立ち、高品質とされ人気。 夏茶は、コクが強めで力強い風味が楽しめる。 秋茶は、やや軽めの香りでまろやかで飲みやすい。 |
✔ハナの飲んでみた感想 | 東方美人茶をまろやかにしたような上品な味わい。 渋みが出づらく、飲みやすい。 ぜひリピートしたい。 |

まろやかで上品な味わいの「鹿谷紅烏龍 蜜香 冬摘み」は、普段にも特別な時間にもぴったりの一杯なのだ。
- 台湾烏龍茶が好きな人
- 紅茶が好きな人
- 東方美人茶が好きな人
- おもてなしの一杯を探している人
- 自分へのご褒美の茶葉を探している人
こんな人におすすめなのだ!ぜひ飲んでみてね!
ハナのひとりごと
このお茶に出会ったおかげで、新たに知ることができたのは、台湾茶は地域や焙煎、発酵具合だけでなく季節ごとにも特徴があるということ。
台湾烏龍茶に出会ってから2年目、色々な種類を飲んでみて少しは知っているつもりでしたが、まだまだ自分が知らない種類のお茶がたくさんあるし、自分の知識もまだまだだと感じました。
新たな楽しみ方を知り、これからもいろいろなお茶を試しながら、その奥深さをもっと味わっていきたいです。
今回のお茶との出会いをきっかけに、もっと深く知りたい、もっと色々なお茶を飲んでみたいという気持ちがさらに強くなりました。
台湾茶、面白いです!
これからも台湾茶の奥深い世界を探求しながら、新しい発見を楽しんでいきたいと思います。

今度は春摘みのお茶が売られる頃に、ルピシアに行ってみるのだ!
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