おうち英語「音読+シャドーイング」を始めて10か月!オックスフォードリーディングツリーの効果は?

英語を学ぶ

この記事を読むとわかること

  • オックスフォードリーディングツリー(ORT)って本当に効果あるの?実際の成長を紹介
  • ORTを使ってわが家が続けている学習法
  • おうち英語で「こうすればよかった!」と思った失敗談
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おうち学習で英語取得を目指す私と息子たちの記録

ハナ
ハナ


子どもたちに英会話ができるようになってほしいな~💕(そして自分も…!)

そんな夢を持つわが家では、
まずフォニックスのテキストを使い、「音」から英語を学び始め――
私も子どもたちも、知らない英単語でも、
単語の綴りを見て発音できる力を身につけることができました。

次のステップは、
その力を活かし、英語の文章にたくさん触れてみること💡

ナエくん
ナエくん


もっといろいろ英語やってみた~い✨

ということで、
テキストとして「オックスフォードリーディングツリー」(以下、ORT)を選んでみました。
イギリスの多くの小学校で国語の教科書として使われていて、英語学習者にとっては定番のテキストです。

このORTを使って、
“毎日英文を聞いて→読んで→意味を確認する”練習を続けて10か月。

その結果、私も子供たちも

  • 英文を読むスピードが上がった
  • なんとなく内容が理解できるようになった
  • 発音がなめらかになってきた

という嬉しい効果を感じています♪

リーフくん
リーフくん


おうち学習でも、確実に少しずつ英語力を育てることができてる気がするのだ!

今回の記事では、
わが家の学習方法や反省点、そしてこれからの学習計画をお伝えします。
おうち英語を考えている方の参考になれば嬉しいです✨

ハナ
ハナ


こういう話をみると、
「どうせ両親どちらかが英会話できるんでしょ~」って思いませんか?

安心してください!

わたしも夫も、英会話できません!
かろうじて英検3級を取ったことがあるだけの中学英語止まり(それすら忘れてる…)の初心者!

そんな私が、子どもと一緒に勉強しながら英会話取得を目指す、リアルな学びの記録です。

リーフくん
リーフくん


今回は

  • 英語に自信がないけど子どもと学びたい親
  • おうち英語って何から始めればいい?と迷っている人
  • ORTが気になっているけど使い方がわからない人

に向けた記事なのだ!気軽に読んでほしいのだ😊

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おすすめ英語教材ORTをはじめて10か月…英語力の成長はどのくらい?

まずは結論から!

ORT(Oxford Reading Tree)を始めて10カ月
リーディング力・リスニング力・発音・読解、この4つの力が確実に成長したと実感しています。

ORT(Oxford Reading Tree)を始める前に取り組んでいたのは、“Enjoy! Phonics”という書店で購入したフォニックスのテキスト。
そのテキストをやることで、
次のような“フォニックスのルールを使って読むことができる英文”なら、自力で読めるようになりました。
(当時:長男・小3、次男・年中)

Kate wants to bake a cake for her classmate.

———『英語が聞ける・読める・できる!Enjoy!Phonics2 下巻』 p.34 Cより

リーフくん
リーフくん


フォニックスのルールを学ぶと
70~80%の英単語が読めるようになると言われているのだ。

すべてが読めるようになるわけではないけれど、
それでもルールを知るだけで英語の読みやすさが大きく変わるのだ!

そして、それから10か月———
ORTをのんびり進めてきたソウくんとナエくんは、
今は“オックスフォードリーディングツリーStage 2”に取り組んでいます。

⇩stage2のレベル感はこんなかんじ!⇩

Dad set up the barbecue.

“Lots of smoke,” said Chip. “But not barbecue smoke!” saidBiff.

It was a hut on fire! “Get the firefighters,” said Chip.

————Oxford Reading Tree Stage 2 『Fire!』より

英単語も表現もかなり難易度がアップ
このような英文でも、発音の理解の速度が上がり、自力でスラスラ読めるようになってきました。
内容も「なんとなく」ですが、イメージできているようです。

発音は、フォニックスを学んだあとからかなり綺麗だったのですが、
さらにネイティブの発音に近いような、なめらかさがでてきている気がします。

現在、長男のソウくんは小4、次男ナエくんは年長。
4つの年齢差はありますが、2人とも同じ進度で学んでいるので、
理解のスピードもレベルもほとんど一緒
です。

むしろ、英語が大好きなナエくんの方が、お兄ちゃんより理解していることも…。
年齢って関係ないんだなと実感中です。

ハナ
ハナ


私もね、自分の英文を読むスピードや発音がすごくよくなっているのを感じるんだ。

毎日少しでも英語を読むようにすると、口がちゃんと英語モードに動いてくれるの。

だから「読むことだけ」は結構自信ついてきた!

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リーディング力UP!我が家のOLT活用方法

ORT、どうやって使うの?

「読み聞かせ」「音読」「多読」など、
ORT(オックスフォードリーディングツリー)にはいろいろな使い方がありますが、
我が家では主に次のスタイルで取り組んでみました。

  • 音声を聞く(リスニング)
  • シャドーイングをする(音声の後に真似して発音)
  • テキストを音読しながら、意味を確認
リーフくん
リーフくん


「シャドーイング」って…?
英語の音声を聞いたすぐあとに、そっくりそのまま真似して発音する練習方法なのだ
💡

英語初心者の私でも取り組みやすく、親子で一緒に学べるスタイルなので、無理なく継続できています。

ハナ
ハナ


我が家もやり方は試行錯誤中!

今までやってみた2パターンについて紹介するね!

パターン① 自力で音読→音声聞きながらシャドーイング→意味を確認

最初はこの順番で学習を進めていました。

メリット
  • フォニックスの知識をフル活用できる
  • 自分で英文を読めた!という達成感・自信につながる
  • 頭を使いながら文を読み進めることができる
デメリット
  • 自力で読むのは時間がかかりがち
  • 最後まで集中力が続かないことも
  • 兄弟で順番に読むと、待ち時間に飽きてしまう

「まずは自分で読んでみる」という方法は、英文を読む力を確実につけられそうで、とても良い練習でした。

でも、スラスラ読めなくて悩んでしまうことも、もちろんあります。

そんなときに兄弟どちらかの集中が切れてしまうと、英語タイム全体が崩れてしまう日も…。

そこで、我が家では別の方法に切り替えてみることにしました。

ハナ
ハナ


特に弟のナエくんは、ちょっとでも待ち時間があるとすぐにふざけ始めて、
考え中のお兄ちゃんにちょっかいを出してしまうの💦

英語タイムは楽しく取り組みたいけど、ふざけ始めると、終わるまでに余計な時間がかかることも…!

そこで、ナエくんを飽きさせず、もっとスピーディーに進められる方法を考えるようにしたよ

リーフくん
リーフくん


1人だったら、この方法でもよさそうなのだ

我が家は集中できる時間がめちゃくちゃ短い幼稚園児に合わせるのだ…!

パターン②音声を聞きながらシャドーイング→意味を確認

現在は、「自力で音読」のステップを省き、
音声に合わせてシャドーイング → 意味の確認という流れで取り組んでいます。

この方法のメリット
  • すぐ音声からスタートできるのでテンポがよく、待ち時間が減る
  • おふざけが減り、兄弟での取り組みがスムーズに
  • シャドーイングしながら、テキストの文字も自然に追うことでリーディング力もキープ
デメリット
  • 流れがスピーディーになった分、集中が切れると置いていかれがち
  • パターン①に比べると、“じっくり考えて理解する時間”が取りにくい

音声に合わせてテンポよく声を出すことから始まるので、
無駄な間ができず、流れがスムーズなのがこの方法の良いところ。

耳だけで英文を覚えられるわけではないので、
テキストを見ながら文字を追ってシャドーイングしています。

スラスラ読めない単語が出てきたときは、
「フォニックスの読み方で考えてごらん」と声をかけて、発音の確認も一緒にしています。

リズムよく進められることで、英語タイムの流れがしっかりできてきたので、
脱線することはかなり減りました。

ハナ
ハナ


この方法にしてから、おふざけタイムがグッと減って◎!

ただ気になるのは…はじめて出てきた単語を、
なんとなくの“見た目読み”で読んでしまうことが増えてきた気がするんです。

でもORTの時間に、
「フォニックス」も「シャドーイング」も「読解」もぜんぶ詰め込もうとすると、
1回のレッスンに時間がかかるし、なんだかどれも中途半端になりがち。

リーフくん
リーフくん


フォニックスを使って“自力で読む”練習は、
別の時間に分けて取り組んだほうが良いかもしれないって考え中なのだ。

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こうしておけばよかった…おうち英語の反省点

ハナ
ハナ


英語初心者が試行錯誤で続けているおうち英語、もちろん失敗・反省いろいろあります…

ここでは、私の「こうすればよかった~!!」の後悔を紹介していきますね😫

理解できてるのに…訳しすぎちゃった…😣

「英会話ができるようになるには、英語を日本語に訳さず理解することが大事
——そんな話を聞いたこと、ありませんか?

たしかに、英語を英語のまま理解する力は、
スムーズな英会話には欠かせないと言われています。

ハナ
ハナ


でも最初から訳さないのは無理だったよ。

実際に子どもたちと取り組んでみると、訳さないと“ちんぷんかんぷん”状態に

意味が分からなすぎるものは、面白さを感じる前に飽きちゃうよね😫

やっぱり最初は、
「日本語ではどういう意味なのか」
をしっかり理解することが必要でした。

でも今振り返ると、訳すのは“最初だけ”で十分だったなと思っています。

一度意味を理解したら、
あとは英語のままでスッと入ってくるもの。
それでもつい、癖のように日本語に直してしまっていたんですよね。

今では、

  • わからない単語・表現 → 日本語でしっかり確認
  • すでに理解できるもの → 訳さずそのまま理解する練習

というように、必要なときだけ日本語に頼るスタイルに変えました。

楽しくやるはずが…叱っちゃった😫

「子どもと楽しく英語を身につけたい!」
そんな気持ちで始めたおうち英語。

私の理想は、
英語を“勉強”じゃなくて“日常の一部”にすること。

だから、机に向かってガチガチにやるのではなく、ソファや布団の上でゴロゴロしながら、
リラックスした雰囲気で取り組んでいました。

でも…リラックスした状態でやる=おふざけスイッチも入りやすい!

一度ふざけ始めると脱線、そして脱線…。
全然進まない。

そうなると、私もついイライラしてしまって、
「今は英語timeでしょ!やるの?やらないの?」と強めに言ってしまうことも。

ハナ
ハナ


これは本当に反省……💦

「つまらないからふざけてる」わけじゃなくて、男の子って、隙あらばふざける生き物なんですよね…。
そんな生き物が、我が家には2人いるわけで…汗

ソウくん
ソウくん


ナエくんが先にいたずらしてくるんだもん~!

でも、叱ってしまったら
「勉強の時間と思わずに楽しく日常に取り入れたい」
という本来のビジョンからズレていく…。

私自身が焦ったり、ノルマにとらわれたりして、
「楽しい時間」が「怒られる時間」になってしまっていたんですよね。

リーフくん
リーフくん


理想と現実のズレに気が付いたのだ……

そんな反省をふまえて、
今は次のような工夫をしています。

「最後までやり切る」にこだわらない
 → おふざけが始まったら「続きはまた明日」で終わりにする

待ち時間をなるべく作らない
 → おふざけスイッチが入る前にテンポよく進める

そして今は、
テンションが上がった子どもたちを、
楽しい気分のまま“やる気スイッチ”に戻す方法
を、日々試行錯誤中です。

ハナ
ハナ


今は、英語timeが大好きな息子たち。

でも、それが「怒られる時間」になったら、せっかくの“スキ”が“キライ”になっちゃうよね。

私の中の「今日はこれとこれをやりたい」っていうノルマ。
それを意識しすぎると、うまく進まないときにイライラしてしまう

だから今は、ノルマを決めすぎないことも、私自身の課題にしているよ。

知識不足!私が予習しておくべきだった…😟

「中学英語まではわかるから、大丈夫でしょ!」
——そう思って始めたおうち英語。

でもいざやってみると、
すっごくシンプルなはずの英文が理解できない…⁉
「なぜここでこの単語?」とつまずく場面が何度も出てきました。

知らない単語があるのはもちろんなのですが、
それ以上に難しかったのが、

ネイティブが日常で使う自然な表現

学校で習った英語ではピンとこないフレーズが、あちこちに登場してくるのです。

リーフくん
リーフくん


学校で習ったような“意味”で文を読もうとすると、理解できなかったのだ。

英単語は“イメージ”でとらえることの大切さが身に染みたのだ。

最初のころは、

ハナ
ハナ


え?ちょっと待って…なんでこの単語?
んー……え?私こんなの習ったっけ?

ちょっと調べるから、待ってて~!

と、私が止まってばかり

———そして…子どもたちは待たされる
そのあいだに、子どもたちはどんどん飽きていってしまう…。(オワッタ…)

テンポよく進めるためにも、
やっぱり私の“予習”って大事だったなと痛感しました。

ハナ
ハナ


…とはいえ、今も予習の時間は正直あまり取れてないの。
だって、一日中やることいっぱいで、忙しいんだもん!😫

でもね、ORTを続けていたら、
私の英語理解もだんだん育ってきたの。

最近は「ちょっと待ってtime」の回数も、前より減ってきた気がするかな?笑

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これからのおうち英語学習計画

ORTの効果は充分実感!
なので、これからもORTを使い、
リスニング力・リーディング力をどんどん鍛えていこうと思います。

10か月も続けているとキャラクターたちにも愛着がわき、
「今日はどんな話だろう?」
と飽きることなく、これからも楽しく読み進めていけそうです!

リーフくん
リーフくん


stage9まであるけど、やり切るまでどのくらいかかることやら…🌿

ソウくんが小学生のうちに全部クリアしたいのだ✨

今まではただ読み進めていただけでしたが、
これからは、

  • 初めての単語や知らない単語にマーカーを引く
  • 重要な表現に補足を書き込む

など、テキストをもっと使い倒していこうと思います。

ハナ
ハナ


勉強ができる人って、テキストがボロボロになるくらい使ってるイメージ。

私ももっと自分が理解しやすいように書き込んだり、カスタマイズすればいいんだって最近気が付いたの。

色々試してみて、効果的な書き込み方法を発見したら、記事に書くね♪

また、
“意味が分かるところは訳さない”を徹底し、
英語を英語のままで理解する練習
も進めていくつもりです。

ハナ
ハナ


ORTは色々な使い方ができる最高の英語テキスト!
ストーリーを通して英語を学びたい方にぜひおすすめです!

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この記事の内容をおさらい&ハナのひとりごと

この記事の内容をおさらい

リーフくん
リーフくん


今回はオックスフォードリーディングツリーの学習記録だったのだ。

記事の内容はこんなかんじだったのだ🌿

オックスフォードリーディングツリー(ORT)って本当に効果あるの?実際の成長を紹介

ORTを10か月続けた結果、
子どもたちは英語の文章をスラスラ読めるようになり、内容も英語のままなんとなく理解できるようになりました。
フォニックスの知識を活かし、発音も少しずつきれいになっています。
文の難易度が少しずつ上がっても、抵抗なく新しい単語を吸収できています。
年齢やレベルに関係なく、楽しみながら続けることで、確かな成長が期待できる教材です。

ORTを使ってわが家が続けている学習法

わが家では、ORTを使って主に「音声を聞く」「シャドーイング」「音読+意味確認」を組み合わせて学習しています。
シャドーイングは、音声を聞いたあとすぐに真似して発音する練習で、リズムよく英語を口に出せるようになる効果があります。
最初は自力で音読する方法も試しましたが、兄弟2人が順番に読むため、待ち時間や集中力切れの問題が発生。
現在は音声に合わせてシャドーイングし、その後意味を確認する方法に落ち着いています。
このスタイルで、楽しみながらリスニング力・リーディング力・発音の向上を目指しています。

おうち英語で「こうすればよかった!」と思った失敗談

英語を日本語に訳しすぎてしまい、英語を英語のまま理解する練習が不足していたこと。
楽しく進めたいのに、子どもがふざけ始めるとイライラして叱ってしまい、英語の時間が楽しさからストレスに変わってしまったこと。
私の知識不足から流れが悪くなってしまうこともあり、予習の重要性を痛感したこと。
これらの反省を踏まえ、訳すのは必要なときだけにし、テンポよく進める工夫や、無理に続けず楽しい雰囲気を大切にすることを心がけています。

ハナのひとりごと

子どもたちと英語学習を始めて1年3か月。

フォニックスから始まり、リーディング・シャドーイング・読解と、学習を進めてきました。
まだ「文を作る練習」はしていないので、目標の「英会話」はできません。
でも、それでも――英語の力は確実についてきているなと感じています。

ゼロからスタートした子供たちが、
「読めるようになった」「発音できるようになった」――これはすごい成長です。
がんばって続けていることが、ちゃんと力になっている。
そう実感しています。

子どもたちと英語を学び始めてから、ひとつ気がついたことがあります。

英語は、「読む」「書く」「理解する」「文を作る」「会話する」。
これらは、それぞれ別のアプローチで学ぶ必要があるということ。

読めるようになりたいなら「リーディング」の練習。
書けるようになりたいなら「ライティング」の練習。
理解したいなら「読解」の練習。
伝えたいなら「文を作る」練習。
話せるようになりたいなら「英会話」の練習。

全部、トレーニングの目的と方法が違うんです。

でも私たちは、なぜかそこをごちゃまぜにしてしまいがち。
リーディングやライティングをがんばって、
「こんなにやってるのに、なんで話せないの?」と思ってしまう。

でも、それは違うんだって。
その練習をしていないだけなんです。

子どもとの学習を通して、そんなシンプルなことに気がつきました。

だから、まだ話せなくても大丈夫。
「こんなにやってるのに…」と落ち込まなくていい。
その練習は、この先にやっていけばいいんです。

今はもっともっと英文に触れて、英語の形やリズムを感覚的に身につけていってほしいと思っています。

私自身も英語初心者なので、失敗しながら、壁にぶつかりながらではありますが、
「夢」を目指して、これからもマイペースにがんばっていきたいと思います。

ハナ
ハナ


また、「我が家の英語学習、どこまで成長するのかな?」と気になったら、のぞきに来てくださいね♪

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